2006年03月17日

これはただのたとえ話じゃない

唐突ですが、ふと思いついた例え話にお付き合いください。
J1への道を東京→大阪の競争に例えてみましょう。

緑や黄色の人たちはお金持ちですから、
大阪まで飛行機でビューンと飛んでいくつもりです。
ま、彼らは大阪出身で東京は初めてですから、
羽田空港まで辿りつくのに苦労するかもしれませんね。

お金がない人たちは陸路で大阪に向かうわけですが、
競争に負けたら東京に戻るだけのお金を残しておかないと、
来年の競争に参加できないどころか、
見知らぬ土地で野垂れ死にです。気をつけましょう。

本当にお金のない人は、
鈍行列車でコツコツと少しずつ大阪へ向かいます。
勝ち目はほとんどありませんが、
飛行機も新幹線も何があるかわかりませんから
とりあえず望みは捨てずに大阪へ向かいます。

お金に少しだけ余裕のある人は新幹線です。
飛行機には歯が立たないように思うかもしれませんが、
羽田も関空も中心地からはビミョーに遠いです。
時刻表をちゃんと読んで計画的に行動すれば、
先にゴールできる場合もあるでしょう。

さて、困ってしまうのは計画性のない人です。
「とりあえず速そうだから」と新幹線に飛び乗りますが、
実は名古屋止まりの〈こだま〉号。
名古屋でお金が足りなくなって
しかたなく鈍行列車に乗り換えたり、
また「とりあえず速そうだから」と特急列車に乗り込んで
気が付いたら加賀百万石の金沢で途方に暮れてみたり。
ロクなことがありません。

横浜FCもそのクチでしょうね。
急に小金もちになったから新幹線の乗り方がわからない。
で、慌しく乗って、ちょっと小賢しいから
「あっ、コレ〈こだま〉だ!」なんて
思わず品川駅で下車しちゃった。そんな感じですかね。

おそらく全てのJ2クラブにとって、
J1へ行くことは目標でしょう。
「大阪へ行こう」と言うのはすごくカンタンです。
そして、本来必要になるのが
「どうやって大阪にいくか」というビジョン
どれだけの時間がかかって、どれだけのお金が必要か、
それを理解した上で計画を立てなければ
飛行機より先に大阪へたどり着くのは簡単ではありません。

むしろ、ビジョンがないからこそ
「J1昇格」という判り易い旗印に頼ってしまうのかもしれませんね。

横浜は他のクラブを笑える立場じゃ全然ないのですが、
ビジョンのないクラブほど
J1昇格を焦っているような気がしますね。
毎年惜しいところまで行くんだけど、
毎年のように監督を変えるのでその度にやり直しのあのクラブとか…。

横浜もJ1という目標は掲げているけど、
ビジョンについてはこれっぽっちも見えてこないですね。
今回の騒動を教訓に学べるといいのですが…。
posted by 佐々木大悟 at 02:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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