2006年03月25日

風化〜2006年プロ野球開幕に寄せて〜

一昨年の合併が風化し、美化され始めてもいる。
野球系ブログの中でそんな話題が今年の初めにありました。
あの時、ワタシも一つ記事を書こうとしていたのですが、
言葉がまとまらず結局投稿には至りませんでした。

だけど、WBC決勝リーグあたりからの盛り上がりを見て、
改めて書き直してみました。

ワタシは今の盛り上がりに一抹の薄気味悪さを感じています。
もちろん、日本が優勝したことは素直に嬉しいです。
ただ、そんなに手放しで大喜びするものでしょうか?

審判問題や日韓戦が3回も組まれてしまう運営上の問題、
ドーピング検査に朴選手がひっかかってしまった韓国、
選手の亡命を持ちかけられたと発表したキューバ、
なにより予選リーグ突破すら叶わなかった開催国、
各々の国にとってケチのついた、不満の残る大会だった。
日本だって優勝したから全部OK、ではないでしょう。
アメリカがヘソを曲げて第2回をやらない、と言い出したら
今回の日本の優勝だってその権威は地に堕ちるはずです。

何か日本のプロ野球やWBCのダメなところを
マスコミが必死に糊塗しようとしているような、
そんな不自然さを感じているのです。

その「日本のプロ野球のダメなところ」には
もちろん一昨年の球団合併も含まれています。
忘れたくない野球ファンが沢山いるのに、
マスコミやNPBは
それを無かった事にしたいかが如く
必死になっているように見えます。

しかし一方、それはどうしようも止められないことは
ワタシ自身、横浜で起こった忌まわしき合併を通して
実感しています。
どうあがこうとどうしようもない、と。
それが記事を投稿する躊躇いにもなっていました。

ただ、今も忘れないこの言葉。

この想いは決して終わりじゃない。
なぜなら終わらせないと僕らが決めたから。


1999年元日の国立競技場の
横浜ゴール裏に掲げられたダンマクの一節です。
ファンだった自分自身が、
周りが、世論が忘れていくのが辛いからと
ファンであり続けることを諦めてしまったら、
その時点で真に自分自身の中で風化が始まってしまうのです。

バファローズやブルーウェーブへの想いは
誰が何と言おうと捨てる必要はない。
アナタが今でもこれからもずっと好きでいるならば、
少なくともアナタが死ぬまで
この2チームへの想いが消えることはない。

元猛牛戦士や青波戦士を追いかけるもよし、
イーグルスや合併球団を懸命に応援するもよし、
アナタなりのやりかたで
バファローズを、ブルーウェーブを愛し続けることが、
世間の風化に対する唯一の対抗手段です。

心配はいらない。
アナタ自身があきらめない限り、
バファローズとブルーウェーブの魂は生き続けます。

さあ、開幕です。楽しみましょう。

posted by 佐々木大悟 at 09:14| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | サヨナラNPB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰です。
えっと、こういう記事こそ、きょうろぐにTBして欲しい
って思うんですよぉ。
近く、WBCで浮き彫りになった日本球界の問題点の記事を
きょうろぐに上げるつもりですので、
良かったらトラックバックして下さい。
Posted by めたか at 2006年03月26日 09:12
>めたかさん
お久しぶりですね。ネット復帰お待ちしておりました。
コメントありがとうございます。

>きょうろぐ
この記事自体はWBCがメインテーマではないのでちょっと悩みましたが、
たぬきさんの記事にとりあえずTBしてみました。
めたかさんの書く予定の記事にも飛ばしますよ〜。
Posted by 佐々木大悟 at 2006年03月27日 09:33
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