2012年09月04日

冷水

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「ビールいかがっすか〜」
何の冗談だろうと思った。大雨でズブ濡れになって寒気さえ覚えているのに。けど声をかける観客はいるものだ。やはり雨の心がけを忘れていた自分が悪い。

そんなことを思いながらも、頭を過っていたのは2007年の三ツ沢最終戦。降格が決まった直後の大宮戦。よりにもよって縁起でもない試合を思い出してしまい、勝ててない頃のメンタリティーでピッチを観ていた気がする。

細かいところまでは分からないけど、大雑把に見てセンターラインは水はけが良くてボールが走り、両サイドの方が水飛沫が頻繁に見られたように記憶している。グリスタをホームとしている栃木はやっぱり荒天時のピッチを見極めるの慣れてるな〜なんて見ていたらあれよあれよと2失点。

今年の横浜の攻撃力に逆転を期待はしていたけど、ビール売りのお兄さんに声を掛けられて「厳しいね」と答えてしまう。今思うと完全に昨年勝てていないころの精神状態に陥ってたように思う。

0-2で迎えた後半についてはいわずもがな。ハーフタイムから再度降り出した雨がどんどん強くなって、水滴だらけの眼鏡で試合が見えてるんだか見えてないんだか、自分でもよく分らない。何でわざわざ交通費かけて我慢大会してるんだろう?と自問自答する45分。それでも小野瀬のアシストで田原がゴールするシーンだけは距離が近いお蔭で目に焼き付けることができて良かった、と思うしかない。

結果は1-3。いや、数字以上に勝てる気がしない感に長い時間苛まされて敗北感が大きかった90分。

もちろんそれを選手たちが信じるなら、ワタシも最後まで応援したいとは思う。しかし一度は最下位の屈辱に塗れた今年の横浜。優勝や自動昇格はさすがに分不相応だったのではなかろうか?というのも率直な思いだ。この日のゲリラ豪雨は横浜の現実的な立ち位置を思い知らせるために浴びせられた冷水だったのかもしれない。

あの年、大宮との連戦になった天皇杯ではリベンジを果たしている。奇遇にも今週末の天皇杯も敗れたばかりの栃木との連戦だ。歴史を繰り返すのであれば、リベンジもぜひ再現してほしい。あの年「21世紀最後」と揶揄された横浜ダービーを再度実現するために。

2007年に沢山味わった悔しい思いは、一つも水に流したつもりはない。
posted by 佐々木大悟 at 03:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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