2005年04月11日

自動運転と安全

ワタシの地元路線に関する記事を見つけた。
ちょっと違和感を感じた。

走行中に運転席離れ交代準備 南北線
(ライブドア・PJニュース:4月11日付)
地震発生時の危惧に関する記述はどうなんでしょ?筆者の主張に沿うならば、お台場でATOによる無人運転している「ゆりかもめ」はもっとケシカラン!ってことになるハズだ。
ワタシの記憶が確かならば、東京メトロの「地震警報自動通報システム(ユレダス)」は警報を発すると同時に、列車も自動的に停止するシステムになっているはず。運転士が警報に反応して自らマスコン(列車の操縦桿みたいなもの)を操作するよりも、自動停止装置の方が早いだろう。

ただ、コスト上問題なければATO導入路線であっても運転士(というより監視員みたいなものだが)を配置したほうが良いに決まっている。実際、1998年1月に「ゆりかもめ」では保線作業員が死亡する人身事故が発生している。ホームドアが完備されていても人間が線路敷地に立ち入る可能性はゼロではないのだ。

この記事から東京メトロが教訓として受け止めるべきは「運転席から離れる運転士を見て、乗客がどう感じるか」をもっと強く意識するべきだということ。ワタシなどは少ないながらも専門知識を持っているから、安全上の大きな問題はないと理解できる。が、大部分の乗客はそうではない。安全を軽視しているように見えることで恐怖を与えかねない。

乗務員交代をテキパキやらなきゃという気持ちは察しますが、乗客に安心感を与えるという意味では運転席を離れないようにして欲しいと思う。
posted by 佐々木大悟 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 実物の鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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