2004年12月02日

仙台日帰り紀行・在来線編

38393f51.JPG横浜FCのJ2今季最終戦を観るために仙台へ。ワタシが旅の足に選んだのは快速〈フェアーウェイ〉号(写真:筆者撮影)。かつては東北特急として輝かしく活躍した485系“元”特急電車が、往時の雄姿を思い起こさせながら、のんびりと北へ向かっていった。

久々の鉄道ネタ。サッカーを観に仙台へ行ってきた。
試合などについては後で改めて書くとして、今回はその道中の話。ワタシは485系が好きである。ワタシにとって鉄道好きの原点が東北特急であり、その主役の485系が脳裏にシッカリと焼き付けられているからである。
急な休暇で仙台行きを決め、時刻表を眺めていたときに快速〈フェアーウェイ〉号の会津若松への延長運転を知った。遠出の機会が少ないワタシにとって、485系に乗る最後のチャンスかもしれない。運賃以外には特急料金なし指定券500円で乗れるからサイフにも優しい、というソロバン勘定も働く。乗車決定だ。

11月27日(土)早朝、ワタシは赤羽駅のホームに立っていた。本来〈フェアーウェイ〉はゴルフ列車だから朝が早い。485系が入線。輝くヘッドライトは3箇所、183系とは違うのだよ、183系とは。しかも嬉しいことに国鉄色。会津若松行きってコトで特急〈あいづ〉を連想せずにはいられない。
指定席なので座れないことはなかったが、車内はゴルフウェアのオヤジ様たちでやや混み気味。さすがに座席や化粧板は取り替えられていたが、意外に昔と変わらない印象である。

出発してすぐ、南浦和の辺りで183系とすれ違い。国鉄色同士、国鉄の分割民営化から17年、未だにこういうシーンが実現するってのも感慨深いものがある。その後はサッカーの明るい話題に沸いた浦和・大宮を過ぎる。大宮駅では降格争い中の「柏」行き東武野田線も見たっけ。さらに久喜では東武急行〈りょうもう〉を目撃。このスジ、タイミングよすぎです。

慣れない早起きでウトウトしている間に列車は黒磯へと差し掛かる。乗車から2時間余り、新幹線なら盛岡に到着している時間である。目を覚ますと周りには誰もいない。ゴルフ客はみんな那須の辺りで降りてしまったようだ。4号車の乗客はワタシ含めて二人。ここから先へはやっぱり新幹線使うよなぁ、普通は。
黒磯駅に着くと反対側ホームに駅弁売り発見。朝食ゲットのため靴を履きなおしている間に車内の電気が落ちる。かつての黒磯名物・交直切替えだ。常磐線と違って、東北線では停車中に電気方式を切り替えるのである。弁当を買いに外へ出ると、ちょうどパンタグラフを上げなおしており、架線が鳴らす「パチッ」というスパーク音にジーンと来た。
で、弁当を買い終えてホームに戻ると列車のドアが閉まってる!大慌てで列車後方の車掌に両手を振って合図し、ドアを開けてもらう。4分停車は意外に短い。列車に乗っていた乗客の皆様には迷惑をお掛けしました。申し訳ないッス。

黒磯から先は停車駅も少なくなって、ようやく電車の性能が活きてくる感じ。やっぱ特急型は高速での伸びが命やね。
郡山の一つ手前の矢吹、貨物列車待ち合わせで10分停車。臨時とは言え、貨物列車が優先されるってのも寂しいな。とはいえ折角だからホームで撮影タイム。順光となる1号車側の端にはカメラを持ったその手のオジサマ達がゾロゾロと10人ぐらい。この列車、マニア率高っ!かく言うワタシも含め、ケータイ撮影が増えた辺りにも時代の流れを感じますわ。

10時過ぎに郡山到着。名残惜しいが、仙台へ向かうワタシはここで下車。電車のステップがかさ上げされていて、低いホームへは「えいやっ」と飛び降りる。落差は30cmぐらい。大きい荷物持って乗るのは、こりゃ大変だ。

いや〜楽しかった。指定席500円が非常に安い。移動手段として見るとキツイけど、電車旅が好きならそこそこ楽しめる。時間に余裕があって運転期間のタイミングさえ合えば、また乗ってみたい。でも、その時は485系が無くなっているかも。

旅はまだまだ終わらない。自然の猛威でハプニング続出の後半・新幹線編に続きます。
posted by 佐々木大悟 at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 実物の鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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