2004年11月24日

怒りの理由

プロ野球合併問題回顧(その0):他所者であるワタシがバファローズ・ブルーウェーブの合併に怒った理由。人は陳腐と笑うかもしれないが、ワタシにとってこの問題の原点は「怒」の感情以外にない。

予告通り、そろそろプロ野球の合併問題を振り返る本題に入ろうと思う。そもそもワタシは何に対して怒ったのか。自分で忘れないうちに記しておく。選手もサポーターも大いに怒り大騒ぎになった6年前のマリノス・フリューゲルス合併。当時横浜に越して半年足らず、ヌルい俄かサポながらもワタシも怒った一人である。あれでファンも選手も、親会社であるANAや日産も、Jリーグそのものもそれぞれが大きな代償を払ったはずだ。当然「球団合併は愚行」として人々に記憶されたのばかりと思っていた。事実、その後経営危機に陥るJクラブはいくつか現れたが、いずれも合併以外の手段で辛くも回避しており、自分達の犠牲を教訓にしてくれている、とワタシは勝手に解釈していた。

ところが、それを繰り返すアホ会社が今年プロ野球界に現れた。6年前の合併劇を肯定されたよう感じて凄く悔しかった。誰もが「愚行」とは考えていなかったことに。そして、それまで甘い思い込みをしていた自分に対しても。ただ、正直に告白すれば、このBlogを始める以前のごく初期の段階では「合併止む無し」に傾きかけていた時期もある。合併という手段に納得できなくとも近鉄の経営が苦しいのだから、と。しかしながら、事態が進むにつれて「合併肯定」の企業やら経済人やらが次から次へと現れ、「合併以外の選択肢がなかった」というのが嘘であることも明らかになる。しかも、「10球団1リーグ」へ向けて第2の合併をマスゴミが喧伝し、ベイスターズも候補の一つに挙がった。

「F・マリノス」にどれだけのフリエサポが付いていった?ワタシはANAなんかじゃなくフリューゲルスが好きだった。元ライバルの名を冠するクラブに声援など出来るか!これは競技が違っても同じはずだ。野球チームの形をしていればファンはどんな球団でも応援するアホばかりってか?ふざけるな。結局俺らは犬死かよ?

…要はマリノス・フリューゲルス合併の犠牲が無駄にされたってのが一番悔しくて腹立たしいのである。もちろん「10・19」「ブライアント4連発」など数々のドラマを見せてくれたバファローズ、「イチロー」「パンチ」のネーミングや二軍の「サーパス」化など数々の斬新なアイデアを見せてくれたブルーウェーブという二つの球団が好きだったってのもあるけど、それはワタシにとっては怒りを増幅しただけに過ぎない。「合併」という事実が軽んじられたことがただ悲しかった。

もう一つ言うならば、自分が模型業界という娯楽産業で生きている身だからってのもある。
おい、新聞社だか鉄道会社がどれだけ偉いか知らねぇが、
娯楽産業を見下ろしてんじゃねぇぞ、コラ。
手前ぇらの社員の中には娯楽で活力を養い、
仕事に精出している人間だって沢山いるんだ。
娯楽が不可欠じゃないなんて言わせない。
少なくともワタシはそういう誇りを持って働いているつもりだ。
経営が苦しいからといって、
娯楽で商売している人間を蔑ろにしてもいいってのはどういう了見だ?
球団維持が困難と言ってもそれなりの誠意は見せろってんだ。


乱文失礼いたしました。
原点がこんなだから、他の合併問題の論者に比べてズレている部分はこれからも出てくると思う。評価に値しないというならスルーしてもらっても結構だが、これも一つの視点ととらえてくれるのなら、これまで/これからのワタシの記事を参考にしていただければ幸いである。
posted by 佐々木大悟 at 01:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 合併問題回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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