2004年11月09日

電気式F1を夢想する。

つい先ごろ、F1の2005年レギュレーションが発表された。2レース1エンジン、1レース1タイヤ、フロントウイングの最低高の引き上げ、リアウイング位置の前進など、例によって例の如く安全性確保のためスピードを抑える変更が行なわれている。
そんな折、興味深いテレビ番組を偶々見た。
(一応、ネタバレ注意)電気自動車を題材としたNHKスペシャルの再放送で、片山右京のドライブする姿に見事引っかかってしまった。

右京、好きなんですよ。もう脊髄反射で。

彼が運転してたのは慶應義塾大学が開発したセダンクラスの8輪電気自動車「ELIICA」。最高速度300km/hオーバーってのもさるものながら、加速性能の高さにビックリ。特に100km/h以上での加速は比較用に同条件で走行したポルシェも相手になっていない。ま、この辺はギアチェンジがない電気自動車そのものの特性も有利に作用しているという側面もあるのだが。

エンジン車に比類する性能の電気自動車の映像を見せられた今、近い将来に電気自動車のF1参戦が実現することを夢想せずにはいられない。実現すればおそらくF1の勢力地図は大きく塗り変わるだろう。いきなり老舗チームに勝てるとは思わないが、ターボエンジン導入・廃止時と同じように、電気式F1を優遇するレギュレーションを定めればエンターテインメントとしても十分成立するのではないか。
また、現在F1ではコスト削減も大きな課題になっている。この面では電気自動車に不利であるが、番組ではエンジン車で遅れを取っており、空気汚染の改善も深刻な課題となっている中国が実用化に力を入れているとのこと。当地の人件費と量産能力をもってすれば製造コストを大幅に引き下げることも不可能ではあるまい。混迷する中東情勢に影響を受ける原油価格の今後の水準次第では、中国国外にも電気自動車の需要が急激に高まることも考えられ、これも製造コストの引き下げに寄与するだろう。

シューマッハが慣れない電気式F1に四苦八苦するって図も見てみたいが、奴のことだからシッカリ順応するんだろうなぁ。もちろんその時現役でいられたら、の話だが。
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posted by 佐々木大悟 at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Formula 1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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